EBI 25「ライト級」開催情報:16人トーナメントがサンアントニオで実施へ
Eddie Bravo Invitational(EBI)の第25回大会は、ライト級16人トーナメントとして米テキサス州サンアントニオで開催予定。
出場予定選手
主催のSNS発表をもとにしたラインナップは下記の通り:
- ブライス・ミッチェル(Bryce Mitchel/UFC)
- キース・クリコリアン(Keith Krikorian)
- イーサン・クラレンスタイン(Ethan Crelinsten)
- ジャンニ・グリッポ(Gianni Grippo)
- マックス・ハンセン(Max Hansen)
- ベン・エディ(Ben Eddy)
- ジョーダン・ホーリー(Jordan Holy)
- ランドン・エルモア(Landon Elmore)
- ハファエル・フェレイラ(Rafael Ferreira)
- JJ・バウアーズ(JJ Bauers)
- グレイソン・ヘンリー(Grayson Henry)
- クリストス・パパデロス(Christos Papadelos)
- エンヒケ・カマルゴ(Enriche Carmago)
- ランディ・ベイカー(Randy Baker)
- ブレイディ・ブランスカム(Brady Branscum)
見どころ
- フィニッシュ重視の設計:ポイント制がないため、バックテイク〜RNCやレッグエントリーなど“極め”に直結する攻めが増える傾向。OTの存在が逃げ(エスケープ)能力の重要度も引き上げます。
- 実績者と新鋭の混成:ADCC経験者のクリコリアン/クラレンスタイン/グリッポ/ハンソンらに加え、EBIルールで実績を持つベン・エディ、勢いのある若手(エルモア/バウアーズ ほか)が台頭。トーナメントの組み合わせと各選手がOTに向けた準備をどれだけしてきているかが勝敗の鍵となる。
- 配信:UFC Fight Passで配信。
EBI(Eddie Bravo Invitational)とは
- 概要:2014年にエディ・ブラボーが立ち上げた、ノーギ・グラップリングのサブミッションオンリールールで行われるプロ大会。近年の“サブオンリー/オーバータイム”ルールを世界に定着させた中心イベントの1つ。
- 過去にはクレイグ・ジョーンズ vs ゴードン・ライアンなど数々の名勝負が行われている。
- 当初よりUFC Fightpassで配信されており、ブルース・バッファーがリングアナウンサーを務めることもある。
基本フォーマット
- レギュレーション:原則ポイントなし(多くの大会が10分1R)。時間内に一本が出なければEBIオーバータイムへ。
- EBIオーバータイム(OT):選手が攻撃側・防御側を交代しながら、開始ポジション(通常バック or “スパイダーウェブ”(腕十字))から攻防。各OTは2分、通常最大3ラウンド。勝敗は一本を極めた側、または合計エスケープタイムの短さで決定。
他ルールとの違い・特徴
- 判定より“極め”重視:ポイントが付かないため、足関・バックテイク→RNCなど“極めに直結する展開”が重視される。
- OT対応の重要性:オーバータイムに突入する展開も多いため、バックと腕十字のどちらを選択するのかなどの戦略も重要になる。