CJI 2・初日プレビュー:組み合わせ&見どころ
Craig Jones Invitational 2(CJI 2)はラスベガスのトーマス&マック・センターで現地8月30–31日の2日間開催。初日はチーム戦の準々決勝4試合と女子4名トーナメントの準決勝が実施。配信はYouTubeで無料。開始は現地18:00 PT、日本時間では8/31(日)10:00が目安。
初日の組み合わせ(準々決勝)
- New Wave vs Team Americas
- Atos vs Team Europe
- B-Team vs Daisy Fresh(Pedigo)
- 10th Planet vs Team Australasia
- 女性トーナメント準決勝:ヘレナ・クレヴァー vs アデーレ・フォルナリーノ、アナ・カロリーナ・ヴィエイラ vs サラ・ガウヴァオン。
見どころ(カード別)
10th Planet vs Team Australasia
- 10th PlanetはPJ・バーチ(PJ Barch)、ライアン・エイトキン(Ryan Aitken)、ジオ・マルティネス(Geo Martinez)らが所属。
- Australasiaは岩本健汰、ファブリシオ・アンドレイ(Fabricio Andrey)、デクラン・ムーディ(Declan Moody)、ベラル・エティアバリ(Belal Etiabari)、ルーカス・ケナード(Lucas Kanard)の布陣
- 10th planetはチーム戦の経験も各選手の大舞台での経験も豊富。PJ・バーチは紛れもないトップ選手でトータルでのチーム力は拮抗。岩本は文字通りチームの要の存在となる。
New Wave vs Team Americas
- New Waveの柱はミカ・ガウヴァオン(Mica Galvão)、ジャンカルロ・ボドーニ(Giancarlo Bodoni)、ルーク・グリフィス(Luke Griffith)に加えてヴァグナー・ホシャ(Vagner Rocha)が緊急参戦。
- Americasはパット・ダウニー(Pat Downey)、テイラー・ピアマン(Taylor Pearman)、コルベ兄弟が所属。
- 実績、知名度からNew Wave優位の声が多いが、ダウニーがアップセットを起こすことができれば可能性がある。ピアマンはレッグロックを得意としており、昨年のような番狂せが期待される。
Atos vs Team Europe
- Atosはカイナン・デュアルテ(Kaynan Duarte)、ルーカス“ハルク”バルボーザ(Lucas Barbosa)、フェリペ・ペナ(Felipe Pena)らの重量級、そしてディエゴ・パト(Diego Pato)。
- Europeはオーウェン・ジョーンズ(Owen Jones)、チャールズ・ネグロモンテ(Charles Negromonte)がどこまで粘れるか。
- 選手の実績からはAtosが本命。ヨーロッパは66kg〜77kgの先鋒戦でどれだけ粘れるかが鍵になるか。
B-Team vs Daisy Fresh
- B-Teamはニック・ロドリゲス(Nick Rodriguez)、ジョゼフ・チェン(Jozef Chen)、イーサン・クラレンスタイン(Ethan Crelinsten)、クリス・ウェジック(Chris Wojcik)に加えてビクター・ヒューゴ(Victor Hugo)が所属。
- Daisy Freshはダンテ・レオン(Dante Leon)、ジェイコブ・カウチ(Jacob Couch)、マイケル・ピクスリー(Michael Pixley)らが所属。
- 重量級にニッキー・ロッドとビクター・ヒューゴという圧倒的な選手がいるB-Team。一方、デイジーフレッシュは極めがある選手が多いので、序盤の試合を取れれば一気に勢いに乗れる可能性もある。
ルールと配点の要点
- 5人×8チームのクインテット風団体戦。66/77/88/99/+99kgの5階級で対抗。
- 出場順は試合が終わるごとに次の出場選手をチームコーチが指名。
- 一本決着の場合は勝者がそのまま勝ち残り。一本が出ない場合は両者敗退(引き分け)となる。先に所属選手5名が敗退したチームが負けとなる。
- 5試合全てが引き分けの場合はジャッジ判定となる。
- 初日は準々決勝4試合、2日目に準決勝〜決勝。女子は4名トーナメント(賞金$100,000)。
- 配信はYouTubeで無料。開始 18:00 PT(JST 10:00)。