大嶋聡承インタビュー:クインテットと今後について

大嶋聡承インタビュー:クインテットと今後について

GNJポッドキャスト「シミケンの部屋」エピソード3

記事情報

クインテット出場を控える大嶋聡承(そうすけ)選手にインタビューを行いました。ポッドキャストはYoutube, Spotifyほか各媒体で全編をご視聴いただけます。

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インタビュー全編(Youtube/Spotify)

https://open.spotify.com/episode/2QyHCnye0SMsftbBUntUXx?si=N7iy_P4ITQ-2wz_zIm2LlA

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こちらの記事では、内容を抜粋してお届けします。(聞き手:清水健之介)

これまでの歩み

――まず最初にちょっと自己紹介からお願いできますか?

大嶋 寿柔術所属の大嶋聡承です。18歳です。

――誕生日はいつですか?

大嶋 2月20日です。

――そしたらまだまだあと半年ぐらいは18歳ですね。簡単な生い立ちも伺えますか?

大嶋 3歳から格闘技やっていて、最初は空手、キックボクシングをやって、小学校三年からレスリングクラブに入って六年生までやっていました。その後大阪へ行って、そこから東京に来て、そのままレスリングを続けるつもりだったけど、近くに柔術のジムがあって、それで柔術を始めました。

――それがフィジカルスペースですか?

(フィジカルスペース:荻窪にある柔術ジム。清水と大嶋選手はそこで一緒に練習したのが初対面でした)

大嶋 はい。それでフィジカルスペースでしばらくやっていましたが、ちょうどコロナで全部なくなったタイミングで寒河江さんの道場に移りました。それが13歳、4歳ぐらいの頃です。

――寒河江さんのところへはグラップリングをやろうと思って移ったんですか?

大嶋 ちょうどその時にABEMAで無観客で岩本さんとかと世羅さんととかが出場しているトーナメントがやってて、それを見てグラップリングをやりたいなと思って移籍しました。

――小野さん、鍵山さんたちが出ていたトーナメントですね。当時はコロナ禍で何も見るものがなかったのでよかったですよね。それで当時寒河江さんがいたトイカツ東中野に移籍して、今成柔術にも行き始めたんですね。最初に出た大きい大会は何か覚えてますか?

大嶋 最初はずっとアマチュアの大会に出ていました。なかなか勝てなかったのですが、柔術甲子園で初めて勝って、そこから波に乗って、9連勝10連勝ぐらいしました。そうしたら大きな大会にも呼ばれるようになりました。最初の大きいのはABEMAでやってたIREのコンバット柔術だと思います。中三でした。

きっかけになった試合

――なんか過去の自分の試合で印象に残ってる、きっかけになった試合などはありますか?

大嶋 世羅さんとの試合が一番変わった気がします。あの時はまだフィジカルも何もやってなくてから技術だけみたいな感じで頑張っててたけど、世羅さんのレスリングのフィジカルさを感じてから筋トレなどもちゃんと取り組むようになりました。

クインテットについて

――それでは、クインテットのことについても伺っていこうかなと思うんですけど、参戦のきっかけはどのような感じだったんですか?

大嶋 イコールから電話が来て「クインテットいける?」と聞かれたのでやりたいですと即答しました。

――チーム練習とかはしてるんですか?

大嶋 自分はこの前まで大阪に行っていたので、参加できてないのですが、やっているみたいです。これからもやるような話は聞いてます。

――チームのメンバーは、イゴールさん以外は初顔合わせですか?

大嶋 ハイサムは一回練習したことがあって、その時に結構喋りました。中村大介さんと桜渡さんは先日初めて会いました。

――チームの雰囲気はいいですか?

大嶋 はい、めっちゃいいです!

――参加選手の中で対戦したい選手はいますか?

大嶋 PJバーチとハルク(ルーカス・バルボーザ)とやりたいですね。

――両方ともボブサップチームですね。当たるとしたら決勝ですね。

大嶋 ノゲイラチームも名前わかんないですけど、AIGAでチームモドルフォのメンバーだった大きい選手がいるみたいなので簡単にはいかないかもしれないです。ハイサムにも勝ってる選手みたいで。

――初戦の相手のヘンゾグレイシーチームはどんな印象ですか?一番実績あるのはタリソン・ソアレスだけど階級が小さいからクインテットルールだと不利ですよね。ただ、クインテットルールだから引き分けなども絡んでくるので油断はできないですよね。

大嶋 そうですね。なので自分は最初から走って一本取りに行こうと思っています。トップをとってもパスにいくふりをしつつ引き込んで、とにかく極めたいですね。

――そこが大嶋選手に期待されるところですね。試合以外で何か楽しみなところとかはありますか?

大嶋 初めてチケットを買って見に行ったグラップリングのイベントがクインテットだったので、とにかく参加できるのが嬉しいですね。コロナ禍の間もずっとクインテットのゴードン・ライアンやクレイグ・ジョーンズの試合を見ていたので。そういう舞台に自分が立てるのは嬉しいです。あとは会場も結構大きそうなので楽しみです。

――確かに、コカコーラアリーナはUFCとかもやってそうですね。ますますデカい舞台で活躍が期待されますね。クインテットの次は何か予定はありますか?

今後の予定

大嶋 次は12月のADCC予選ですね。今年結構色々な試合に出ましたが、ゴールは予選で、これまで出ていた試合もADCCまでの慣れだったり技を試したりとかの面があったので、一年の締めくくりとしてADCCの予選を頑張りたいです。

――今回も88キロでの出場ですか?

大嶋 77キロも多分頑張れば落とせると思うのですが、88キロでもう一回アイザック・ミシェルとやってやり返したいなと思っています。

――88キロは他にカヤ・ルドルフやルーカス・ケナード、あとボブ・フリヤスなどもいるので激戦ですね。ジョゼフ・チェンが88キロにでるという噂もあります。

大嶋 予選はトーナメントの運もあるのですが、オーストラリアの選手とかはもう自分の足関などを警戒してくるかもしれないですね。

――他に来年の目標などはありますか?

大嶋 まだ予定はないですが、いつも海外に練習行っても2週間くらいしかいられないので、がっつり数ヶ月何処かに練習に行きたいなと思っています。

――そしたらクインテットでまずは活躍して、大々的にそのスポンサーを募集したいですね。クインテット、応援してます!頑張ってください。

大嶋 ありがとうございます!

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